翻訳について

翻訳について

翻訳について

海外からのお客様には翻訳が必要です

中国語の翻訳では地域によって文字が異なります。

たとえば、中国全土では基本的に中央政府が義務化した「簡体字」を使います。
シンガポールでも同じ「簡体字」を用い、
台湾・香港・マカオでは「繁体字」を使用します。

多くの国籍の文字を併せて掲載したい場合、多くても3ヶ国程度が限度です。

台湾・韓国・アメリカに照準を合わせて、繁体字・韓国語・英語を並べることも多いようです。

紙面やデザインに応じて、情報量が掲載しづらい場合には、媒体自体を言語毎に分ける選択も考慮しましょう。

言語の選び方は、訪日外国人観光客数を参考にすることができます。

訪日外国人観光客数

翻訳のためのガイドライン

各地域で翻訳方法がバラバラにならないように、共通の基本的指針の下、全体的に統一するために、国土交通省 観光庁がガイドラインを定めています。

言語のパターン 表記方法 翻訳例(英語の場合)
一般的な固有名詞 日本由来 表音表記 東京 Tokyo
西新宿 Nishi-Shinjuku
広尾 Hiro-o
外国由来 外国由来の原語部分を英語表記 リンカーン Lincoln
南アルプス Minami-Alps
普通名詞部分を含む固有名詞 ・普通名詞部分以外の表音を表記するとともに、普通名詞部分の表意を表記
・表音表記のみならず、表意表記 の頭文字も大文字
日比谷公園 Hibiya Park
成田空港 Narita Airport
阿蘇山 Mt. Aso
富士山 Mt. Fuji
石狩川 Ishikari River
琵琶湖 Lake Biwa
東京湾 Tokyo Bay
横浜港 Yokohama Port
勝鬨橋 Kachidoki Bridge
熊本城 Kumamoto Castle
普通名詞部分を切り離してしまうと、それ以外の部分だけでは意味をなさなかったり、普通名詞部分を含めた全体が不可分の固有名詞として広く認識されている場合には、全体の表音表記に加えて、普通名詞部分の表意を表記 月山 Mt. Gassan
立山 Mt. Tateyama
荒川 Arakawa River
芦ノ湖 Lake Ashinoko
大阪南港 Osaka Nanko Port
渡月橋 Togetsu-kyo Bridge
二条城 Nijo-jo Castle
東大寺 Todaiji Temple
清水寺 Kiyomizu-dera Temple
平等院 Byodoin Temple
下賀茂神社 Shimogamo-jinja Shrine
平安神宮 Heian-jingu Shrine
北野天満宮 Kitano-tenmangu Shrine
伏見稲荷大社 Fushimi-Inari Taisha Shrine
駅名や施設名として使用されている等、日本語による表音表記が確立されている場合は、表音表記した後、表意を括弧()で括って表記 国会議事堂前(駅名) Kokkai Gijidomae (National Diet Bldg.)
哲学の道 Tetsugaku-no-Michi (Path of Philosophy)
原稿のパターン 表記方法 翻訳例(英語の場合)
日本由来 翻訳先言語に対訳がある 表意表記 Book
一定の対訳があるものの、日本 文化を正しく理解するために日本語の読み方を伝えることが必要である場合は、表音表記した後、表意を括弧()で括って表記
※日本語の表音の表記が既に広く認識されている場合は、表意の表記は必要としない。
茶碗 Chawan(Tea bowl)
Samurai
温泉 Onsen
翻訳先言語に対訳がない ・表音表記した後、説明的な語句を表記
• 表意表記の頭文字は大文字
※日本語の表音の表記が既に広く認識されてい る場合は、説明的な語句は必要としない。
暖簾 Noren(Traditional shop curtain)
寿司 Sushi
外来由来 原語を英語訳して表記 エスカレーター Escalator

備考

  1. はねる音「ン」はnで表すが、m、b、pの前ではmを用いることができる。
  2. はねる音を表すnと次にくる母音字又はyとを切り離す必要がある場合には、nの次 に「-」(ハイフン)を入れる。
  3. つまる音は、次にくる最初の子音字を重ねて表すが、次にchがつづく場合にはcを 重ねずにtを用いる。
  4. 長音は母音字の上に「-」(長音符標)をつけて表すことができる。 長音が大文字の場合は母音字を並べることができる。 (注)長音符号は日本独自のもので、国際化されていないため、外国人に理解され ない可能性もある。長音符号の使用は事業者や自治体等で対応が異なる、も しくは使用しない場合があるため表示にあたっては確認が必要。
  5. 特殊音の書き表し方は自由とする。
  6. 文の書きはじめ並びに固有名詞は語頭を大文字で書く。なお、固有名詞以外の名詞 の語頭を大文字で書くこともできる。
  7. 意味のかたまりや発音のしやすさ等の観点から、複数の名詞等で構成される固有名 詞やoが重なる場合等は、その間に「-」(ハイフン)を入れることができる。

補足説明の付加について

観光地・美術館・博物館、自然公園などで、日本の文化や歴史に対する知識が十分でない訪日外国人旅行者に、単に翻訳しただけの説明文では、意味が伝わりません。

そこで、翻訳に併せて、外国人向けの補足説明を加えることが望ましい、とされています。

翻訳ご依頼時のご注意

見積もり依頼をされる場合には、どの国の言語に翻訳するか?と、日本語でどれくらいの文字数か?という情報が必要となります。

また併せて、観光庁が定めたガイドラインに沿って翻訳が可能かどうかをご確認された方が良いでしょう。

お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
tel. 06-6263-2415